Redmineとは【Udemyで学習】

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Redmineとはブラウザで「やるべき仕事、すなわちタスク」の情報管理ができる無償のオープンソースソフトウェアです。

チームで取り組むべきタスクの「誰が」「何を」「いつまでに」を登録することで、チーム全員がタスクの進捗状況や記録などを共有することができます。

フランスのJean-Phillipe Lang氏が開発し、日本、世界で広く使われています。

もともとはソフトウェア開発のバグ管理のために開発されましたが、充実した機能と汎用性により、利用分野や利用頻度がどんどん広がっているソフトウェアです。日本では、楽天が自社のソフトウェア開発のために大規模に利用していること、JAXA宇宙航空研究開発機構)がスーパーコンピュータの運用管理で利用していることなどが有名です。最近はIT関連以外の小規模チームや個人での活用事例がインターネット上で紹介されています。

Redmineの主な機能についてお話しします。

Redmineには多くの機能がありますが、その中からこのコースで取り扱う「チケット」機能、「ガントチャート」機能、「Wiki」機能、「ニュース」機能についてお話しします。

まずは「チケット」機能です。Redmineのチケットはタスクや作業といった意味を表します。チームのタスクは大きな課題から小さな作業までいろいろありますが、それらを「チケット」に登録することでチームとしてやるべきことが「見える化」され、円滑なチーム進行につながっていきます。チケットには期日や優先順位など細かく設定できるので、自分が何をすればいいのか明確になります。また、Redmineはとても簡単な操作で登録したチケットを一覧表にしたり検索したりすることができます。

ご覧いただいている画面が、チケットの入力画面と、チケット一覧画面です。タスクとしての基本的な入力項目があらかじめ準備されています。またチケット一覧画面は、並び順や表示項目、抽出条件が自由に設定できます。

次は「ガントチャート」機能です。ガントチャートは作業の計画と進捗を視覚的に把握できるチャートです。Redmineはチケットの開始と期日をもとにガントチャートの時間軸にマッピングします。通常、ガントチャートは専用のソフトやExcelなどで作成したりしますが、Redmineは自動でガントチャートを表示してくれるので、とても便利です。

ご覧いただいている画面が、ガントチャート画面です。多くのタスクの実施時期、進捗状況が効率的に把握できる強力な機能です。

次は「Wiki」機能です。Wikiはチームのメンバがブラウザだけで簡単に文書を作成できるシステムです。WikiPediaWikiですね。WikiはTextile(テクスタイル)という記述ルールで入力すると、見出しや表組み、Redmine内の他のページへのリンクなどを簡単に記述することができます。

ご覧いただいている画面が、Textile(テクスタイル)の入力画面と、入力した結果、表示されるWiki画面です。Textile(テクスタイル)は、最初はとっつきにくいかもしれませんが、上部のツールバーを併用することで、簡単に習得することができると思います。

次は「ニュース」機能です。ニュースはチームのメンバにお知らせを配信する機能です。ニュースを掲載するとRedmineのホーム画面やマイページなどにも表示されます。また、ニュースが追加されたタイミングでチーム全員に通知メールが送信されます。

以上、Redmineの主な機能について、説明しました。なお、このレクチャーのリソースに「講師がオススメする参考書籍情報」を登録しました。日本におけるRedmineの第一人者「前田剛(まえだごう)さん」の「入門Redmine第5版」です。読みやすく、入門としても、マニュアルとしても活用できる構成となっています。Redmineを導入されるのであれば、入手し、ご活用されることをオススメします。

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