「Redmine入門」Redmineでメール通知のための設定をしてみよう【Udemyで学習】
このレクチャーでは、メール通知のための、3つの設定を行います。一つはRedmineが送付する「通知メールに含まれるRedmineのURL」、二つ目は「差出人のメールアドレス」、三つ目は「メール通知の送信対象とする操作」です。
まずは「メールに含まれるRedmineのURL」を正しく設定しましょう。
インストール直後のRedmineの状態では、チケットの登録や更新の時に送付される通知メールの本文のリンクURLが http://localhost:3000/ となってしまいます。
私の環境でのRedmineが動いているIPアドレスは10.211.55.6です。前のレクチャーでRedmineをインストールしたWindows環境で、コマンドプロンプトを起動してipconfigコマンドで確認しました。Mac環境のブラウザでRedmineをアクセスしているURLを確認するとhttp://10.211.55.6/redmine となっています。これが正しいURLとなります。
それでは正しいURLを設定しましょう。まずは、画面上部のナビゲーションバー「管理」リンクをクリックします。それから「設定」リンクをクリックします。次に「全般」タブの「ホスト名とパス」に正しいパスから先頭のhttp://を除いた10.211.55.6/redmineを入力します。最後に「保存」ボタンをクリックしましょう。「更新しました。」が表示されたことを確認します。
次に「差出人のメールアドレス」を変更します。
まずは「メール通知」タブをクリックします。送信元メールアドレスが「redmine@example.net」と初期設定のままとなっていますので、ただしいメールアドレスを入力します。このレクチャーはデモであるため変更は行いません。送信元メールアドレスは、システム管理者のメールアドレスの場合や、Redmine送信専用のメールアドレスなどを設定する場合が多いと思います。不明な場合は組織のネットワーク管理者に確認するといいと思います。
次に「メール通知の送信対象とする操作」を変更します。
「メール通知」タブが選択されてある状態で、画面を下にスクロールすると「メール通知の送信対象とする操作を選択してください。」のエリアが確認できます。ここではどのようなRedmien操作を行った場合にメール通知がされるかを設定します。デフォルトでは「チケットの追加」と「チケットの更新」のみにチェックが入った状態です。この講座では「ニュースの追加」と「Wikiページの追加」の場合もメール通知したいと思いますので、「ニュースの追加」と「Wikiページの追加」にもチェックを入れます。最後に「保存」ボタンをクリックしましょう。「更新しました。」が表示されたことを確認します。
以上で、「メール通知のための設定」を終わります。
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