短期での機能追加・改善ができない4つの阻害要因~チームメンバが「機能追加なんかしたくない」と思う理由は?~

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私が考える「短期での機能追加・改善ができない4つの阻害要因」をご紹介します。

一つ目は「リファクタリングに対する恐怖」です。短期開発に備えて、機能追加がしやすいプログラムにリファクタリングしたいけど、デグレが怖くリファタリングできないケースです。

二つ目は「バグに怯える」です。メンバはいつもバグに怯えていて、機能追加に慎重になっているケースです。慎重となっている結果、見積もり段階での影響範囲の検討やテスト想定が広範囲になってしまい、短期での機能追加・改善を受けることができないことがあります。そもそも「バグに怯える」ことは精神衛生上、よいことではありません。

三つ目は「報告書作成」です。ビルドやテストの結果を、チームリーダがプロジェクトリーダに伝えるための資料作成に、時間がかかるケースです。短期開発では少しでも管理稼動は効率化すべきです。有スキル者であるチームリーダが管理稼動に時間をとられることは、得策ではありません。メンバからの技術的な相談やレビューに、十分な時間を確保すべきです。

四つ目は「創造的な作業に集中できない」です。テストやビルド、ツール実行などの反復作業が多く、設計やプログラミングなどの創造的な作業に集中できないケースです。メンバは「短期間で顧客に喜ばれる機能追加や改善をしよう」といった、前向きな感情がわかなくなってくることでしょう。

以上「短期での機能追加・改善ができない4つの阻害要因」について、ご紹介いたしました。

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