「Djangoパーフェクトマスター」プロジェクトを作る【Udemyで学習】

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このレクチャーでは「プロジェクトを作る」を説明します。

まずはじめに、プロジェクトとアプリケーションの違いを説明します。アプリケーションとは、例えば、ブログシステムや投票システム、またはAPIサーバなど、個々のWebアプリケーション、それぞれを指します。プロジェクトとは、ひとつのウェブサーバ向けに、アプリケーションを集め、共通設定を加えたものです。一つのプロジェクトには、複数のアプリケーションを入れることができます。また、一つのアプリケーションは、違うプロジェクトで使うことができるようになっています。

プロジェクトを作成するには、シェルでプロジェクトを作りたいディレクトに移動して「django-admin startproject mysite」とタイプします。「mysite」の部分はプロジェクト名なので、任意の名前に変更することができます。このコマンドを実行すると、実行したディレクトリ直下にmysiteディレクトリ作られます。

mysiteディレクトリは、スライド下でご覧いただいているような、フォルダ・ファイル構成になっています。外側のmysiteディレクトリは、単なるプロジェクトのディレクトリです。manage.pyは、プロジェクトの色々な操作を行うためのコマンドが入ったPythonモジュールです。この後、manage.pyに入ったコマンドを利用して、アプリケーションの雛形を作ります。内側のmysiteディレクトリは、このプロジェクトのPythonパッケージです。内側のmysiteディレクトリ内のファイルを説明します。__init__.pyファイルは、内側のmysiteディレクトリが、パッケージディレクトリであることを、Pythonの実行環境に知らせるためのファイルです。中身は空です。settings.pyは、プロジェクトの設定ファイルです。「有効にするアプリケーション」や「データベースの設定」などを定義する設定ファイルです。urls.pyは、プロジェクト全体のURLconfです。アプリケーションで定義したURLConfを、includeで取り込むことが多いと思います。wsgi.py(ウィズギー)は、ApacheやNginxなどのhttpサーバーでプロジェクトを動作させるための設定ファイルです。

プロジェクトを作成した直後の状態で、開発用サーバを起動して、作ったプロジェクトを確認してみましょう。シェルで、manage.pyがあるディレクトに移動して「python manage.py runserver」とタイプします。「Starting development server at http://127.0.0.1:8000/ 」が出力されれば起動できたということです。ブラウザでアクセスしてみましょう。スライドでご覧いただいている、ロケットの絵と"Congratulations!"が表示されれば、正常にプロジェクトが作成されたということになります。

以上で「プロジェクトを作る」の説明を終わります。

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